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Quartetto!

当ブログは、オンラインRPG「エミルクロニクルオンライン」のクローバーサーバーで活動する、 間抜けなキャラクター達の日記とか絵とかまぁあれこれです。

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ライ「俺は…行かなきゃいけない。
もう一度…あいつに会いに…!」




今回の日記は少しばかり真面目にお送りします。
というのも…モーグシティのスキルポイントイベントの一つが
あまりにも悲しい、切ないイベントだったので。

ライ君の視点なりに、このイベントを紐解きましょう。


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話は少し前にさかのぼります。
ライ君は「ECO-wiki」を見ながらモーグのスキルポイントを取る為に
光の塔にやってまいりました。

いきなりwiki参照ですかとか言わない。


ライ「う~む、あいかわらず凄い所だ。
唯の一度も迷わない事なんか無いぜ。」




そう。ぶっちゃけ迷いました。
外周に出たかったのに上に昇った人です。
フレンドに教えられてここに来ましたとも。



ライ「この辺にスキルポイントをくれる
NPCがいるはず…だよな」




モーグのスキルポイントの取り方自分で調べたい人は
この記事見ないほうがいいかも…?
あ、でも本当参考にはならないレベルですけども。



ライ「アレか…って?」




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ライ「透けてるよこの人!?」

あぁそうだ、きっと足元に装備落ちてるぞ。自己憑依中だこの人。



ないねぇ。装備。


エミルのくせに浮いてるし、チートだなチート。
まったく…不正プレイヤーとはけしからん。
はやいとこスキルポイント貰って退散しようかな。


ライ「あの、もしもし…」

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ライ「…?」


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ライ「懐中…時計?
でも、壊れてる…」



ライ君の手の中には、いつのまにか古びた時計がありました。
壊れた懐中時計…綺麗な細工の施してある品でした。


ライ「…いやあの、これ…
どうすれば…って?」




目の前には、何もありませんでした。
チートプレイヤーは何処に?
まさか壊れた時計を代わりに届けろとかそんな話か?
パシリですか俺。


ライ「…いない。
とにかく、モーグに戻ってみるか。」















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モーグシティの隅にいる女性。
彼女に時計を渡してくれ、との事でした。
ライ君、訳が分からないもとりあえず時計を渡します。



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ライ「…あの人?
あのチートプレイヤーの事か!?」




そろそろチートから頭を離しなさい。
そんな馬鹿は置いといて。
婦人はこの時計のいきさつを語り始めました…



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ライ「……なっ……」



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ライ「……」










ライ「おばあさん…俺。」



婦人「?」



ライ「そいつを…
此処に連れてくるよ…!」




婦人「な、なにを言っているの?
あの人は…もう…」




ライ「俺、確かにあの塔で
そいつに会ったんだ…!
そいつから時計を預かったんだ!!」





婦人「!…そう、なの…」



ライ「おばあさん!待ってて!!」



婦人「あ、ちょっと!」
















婦人「…有難う。
その気持ちだけで十分です…
お若い、冒険者さん。」



婦人の声は、彼に届く事はありませんでした。










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ライ「…っ!!」



ライ君は走りました。
あの男にもう一度会わなければ。
俺に時計を預けた、あの男の人に会わなければ。

飛空庭に夢中で乗り込み、光の塔の中を駆け抜けました。


ライ(ずる過ぎるだろ…!!
なんで直接渡してやらないんだ…
ああやって姿を見せられるなら…)


ライ「なんでッ!
直接会ってその言葉で!
伝えてあげられないんだよ!!」





良く分からない憤り。
理解できない不満。
ライ君は夢中で走り抜けました。




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ライ「なんで…なんでッ!」



ふいに、懐から声がしました。


フェア「ライさんは…若いんですね。」


ライ「?…なんの事だよ!?」


フェア「言葉のままです。お若いな、と。」


ライ「えと…意味が
わかんないんだけど…」



フェア「その気持ちは…大事にするべきです。
きっと、皆がいつの間にか忘れてしまう、大事な気持ちだから。」



ライ「???」



フェア「会いに行くんですよね。
私はバッグの中から見ていますよ…頑張ってください。」



ライ「あ、あぁ…」



そして、フェアはまた喋らなくなりました。





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ライ「いたっ!!」



チートプレイヤー彼氏の男…の霊です。
同じところで、海を、モーグの方角を見続けていました。




ライ「おい!あんた!!」

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少年「やぁ…君か。
時計を届けてくれたんだね。」




ライ「あぁ…届けたよ…!」



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ライ「んなモン
いらねぇぇええええ!!!」




少年「!」



ライ「おばあさんに…今すぐ!
会いにいくんだ!俺と!!
おばあさんの元に行って、
優しい言葉をかけてあげるんだ!」




少年「……。」



ライ「…なんとか言えよ…!」



少年「それは…出来ない。」



ライ「な…なんで!?」




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少年「僕にはもう力がないんだ…
此処に魂を映せるのは、
この場所で僕が死んだから…」




ライ「…」



少年「有難う。
君の言いたい事は分かるよ。
僕だって…彼女に会いたい。」




ライ「……でも…!」




少年「僕に出来るのは、この残った力を
スキルポイントとして君にあげる事。
僕らの想いを繋いでくれた君に、
感謝をする事だけなんだ……」




ライ「…っ…」



少年「本当に、有難う。
受け取って…くれるね?」




ライ「…ちくしょ…」












少年「奇跡を。君に。」





ライ「ちくしょぉぉおお!!」










ライ君にスキルポイントが刻まれ、少年は消えました。
もう…あの場所へは、ライ君は行かないと思います…











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フェア「…ライさん、アクロポリスに戻りましょう。」


ライ「…あぁ、そうだな…」


フェア「ライさんは、お若い。」


ライ「……」


フェア「大丈夫。一つ、いい体験をしましたね?」


ライ「…うん。」




フェア「行きましょう。」


ライ「あぁ…有難う、か…」










ライ「俺からも…言うよ。

俺に時計を預けてくれて。有難う。」










今日は、こんなもんで。
あの二人のNPCに、願わくば幸福があらんことを。
不評ならこの記事消します(笑)

こぅ、本当に人死にが出てる場面を見るとさ…、私らプレイヤーは何で死なないんだろう……とか思わない?
アレですか? 精霊に守られていて魔王を倒すまで勇者は死ぬ事を許されない、みたいな? 
ネコマタや不死城のお姫様とか、妖怪も幽霊も当然のように存在してるECOの事だ。魔王くらい居そうだよね。……7人くらい(マテ

2006.09.01 18:50 URL | あざな #hgA92tlE [ 編集 ]

不評なもんですかw
たまには真面目なかーくんも見ないとおバカで定着しちゃうw
いや、むしろ今回の話で熱血バカに昇格!?

2006.09.01 19:48 URL | 闇莉 #VDROrl9c [ 編集 ]

「さて、どんな風に落とすのか、お手並み拝見といこうか」
などと考えながら、にやにやと読んでいた私は、汚れていると思います。

2006.09.01 22:03 URL | ECO家 #z7IBlykA [ 編集 ]

うっかりと涙ぐんでしまいました。
まだモーグのこのスキルポイントイベはやってないのですが、この記事見た後だとPCの前で号泣しそうな自分がいますw

うう、ライさんいい人やー!

2006.09.02 09:51 URL | メイ・フー #- [ 編集 ]

>あざなさん
確か公式の設定ではプレイヤーが行動不能になったとき、
復活の戦士が街まで守って送り届けてくれる…
んじゃなかったですかね?

(うろ覚えですが)
今はその復活の戦士のサービスが行き届いているのでしょうね。
一昔前は敵前で戦闘不能=死、だったのかも…
と考えると、ゾッとしますね。

少年少女は、皆に見守られながら冒険者として
日々頑張っているのでしょう。
あ、そんなこと考えるとずいぶんハートフル。(笑)

コメントありがとうございました!

>闇莉さん
たまには真面目なのも見ておかなくては、という事で。
有難うございます;そういっていただけるなら
この記事消さなくて済みそうです(汗)

真面目に綴ったらこんな子供っぽいライ君になりました。
綺麗事、理想論。
いろんなものにもまれて変わってしまう価値観のその前に
まだ彼はいるんだろうな…と、
書きながらそんな事を考えていた拙者でござる。

でもしばらくは真面目じゃなくていいや。
あと500回はいらないな、真面目(笑)
…つまりもう2度と(以下略)

コメントありがとうございました!

>ECO家さん
素敵!!!
貴方のコメントのおかげでオチがついたような
助けられた気持ちでいっぱいです。

書いてる途中何度ギャグに転ばそうかと悩んだ事か…
結局いつもの調子で見ると肩透かしを食らう
ある種ものすごい記事になったと思います。

なんかね。申し訳ないね…
汚れてないよ兄さん!!!(泣)

コメントありがとうございました!

>メイ・フーさん
なっ涙ぐむとな!
/dogeza(連打)
すんません有難うございます…!
貴方のコメントでこっちが泣きそうだヨ!(笑)

多少話し改変は加えてはいるものの、
イベント自体はほぼこんな感じなので。

是非、貴方なりの答えを持参して、
モーグの2人の想いを、届けてみてくださいませ。

いろんな人に思い出を刻んでもらえて
あの2人も、喜んでいるかなー…と。
NPCに対してでも、思ってしまうんですよねぇ…

なんにせよコメント有難うございました!
いい人やって言ったほうがいい人なんだぞー
やーいいい人めー(違)

皆様ありがとうございました!!;

2006.09.02 11:53 URL | ライ #vitxglkA [ 編集 ]

はじめて書き込みさせていただきます。フリ鯖でキャラ作って行動してる「りおる」といいますm(__)m。いつも楽しく読ませていただいております~。
古い日記にコメントつけていいものか一瞬悩んだんですが、一応この話のネタなのでここでコメントさせていただきます。いやー、ライ君の熱血な叫びがこのシナリオをより切ないものだと実感させますね。この日記を見たあとこのイベントをやりましたが、うちの子(キャラ)もやっぱライ君と同じ思いになったかもなぁと思ったり・・・本といい話です(ノ▽;)。
(アニバーサリー期間の)タイニー島であの話の続きのようなものがあって、思わずほろりときました・・・ライ君はどう思うかな~と気になったり(笑)。
それでは、長文失礼しました~(^^)ノシ

2006.12.18 18:19 URL | りおる #nOCyu5fY [ 編集 ]

>りおるさん
初めまして、暖かなコメント有難うございます!
(返信が遅いのはご容赦下さい;;)

このイベントは本当に泣けました。
同じスキルポイントベントで
「フント(本当)に…ありがとう。」
とかの鮮やかなギャグをかますヤツらと同じ制作会社が作ったイベントかと思うと、いまだに信じられません。(え)

気持ちの赴くままに書いたらライ君がただの熱血野郎になったこの話ですが、そういって褒めていただけると感無量ですっ(泣
ありがとうございます!

動き出した彼女らの時を表してくれるイベントがアニバーサリー中のタイニー島にありましたね。
見詰め合ってお互いの時間の流れを確かめ合う二人にウチのライ君、2度目の号泣。
前が見えなくなって思い出星も取り落とし、フェアに拾ってもらう始末。

こんな形であの二人を再開させるなんて、なかなか小憎い演出に思わず拍手を送りたくなってしまいました。

コメント、ありがとうごさいます!
過去の記事へのこういったご意見もいつでもOKですからねッ!

2006.12.21 08:04 URL | ライ #vitxglkA [ 編集 ]













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