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Quartetto!

当ブログは、オンラインRPG「エミルクロニクルオンライン」のクローバーサーバーで活動する、 間抜けなキャラクター達の日記とか絵とかまぁあれこれです。

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factfact.jpg


この話の続きですよ。
青年ファクト氏の物語もそろそろ集結です。
ってか12月から更新してなかったんですね、本気でスイマセェン…

「それはそれは、不思議な話でね。
その青年は何故か、人に感謝されることをしてはすぐにその場から居なくなる。
あっという間に逃げ出してしまうんだよ。
そういうのをあちこちで繰り返しているらしいんだけど、
なにぶん、解決するのは一瞬、逃げ出すのも一瞬なもんで、
だーれも顔を覚えちゃいない。……どうだい?不思議だろう?」
(とある都市の酒場マスター、ストラト氏の言葉)








山賊の頭を撃退し、そのまま街から逃げ出したオレ。
あの日から始まったオレの冒険は、かれこれ数ヶ月続いている。



読者も久しぶりで忘れているかもしれないから、まずは自己紹介しよう。
…あんまりに久しぶり過ぎる?
責めるならば、管理人の更新の遅さを責めて欲しい。切実に。

オレはファクト・カーテット。16歳。
故郷の大陸で「勇者」になるために家を飛び出した、悪ガキだ。
旅に出てすぐに自分の身の程を知り、
あるきっかけで出会った2人の冒険者に稽古をつけてもらい、
その後、一年間をかけて強力な剣――ウリエガノフ――を扱えるまで特訓した。
今は、自分の記念すべき最初の功績を打ち立てる為に、大陸を一人渡り歩いている。

そう。

これは、オレの物語。
勇者ファクトが誕生する、今よりちょっと昔のお話だ。













エピソード5  「大蛇」















数ヶ月。

言葉にすると結構長く感じるものだが、
小学校の3学期が一瞬で過ぎ行くようにその時間は案外短いものだ。

この数ヶ月は、そういった具合で瞬く間に経過してしまった。


最初は、あの街を出てから北上し、山を越えて都市に向かった。
都市では大規模なギルドも存在していて、功績を立てるには絶好の場だった。
……が、そこでクエストを受注するにはギルドへの登録が必要だった。
その都市では、今や腕利きのギルドはある種の飽和状態にあり、
新人がひょっこり簡単に入れてもらえるような環境には無かった訳だ。
仕方が無いから、うっかり居合わせた強盗犯をこらしめて、すぐ逃げだした。

次に東の街道に沿って進んで、違う街へ立ち寄った。
路銀を稼ぐ目的で簡単な仕事をこなし、防具一式の買い替えを行った。
大きい功績が立てられそうな材料がまるで見当たらなかったため、
そこそこの滞在の後に、家畜を襲ってきた魔物の群れを倒して、すぐ逃げ出した。

北東に進み、交易が盛んなキャラバンを見つけた。
効率的な情報収集が出来、周辺の街や村の現状が理解できた。
と、同時に、近隣の集落にはオレの望む「大きな功績」の種が無い事を知る。
目指すはもっと北の大地、未だに野生の強大なモンスターが生息する地帯のようだ。
商人の方々にお礼を言った後、馬車の積荷を狙った野盗をとっちめて、すぐ逃げ出した。




……と、そんな具合に月日を費やしてきた。

上に述べた他にもスリの撃退から転びそうな老人の救出まで、
本当にいろいろなことに首を突っ込んだり巻き込まれたりしてしまったが、
全てのケースにおいてオレは即座にその場から逃げ出しており、
なんとか「最初の功績」は打ち立てられないままの状態を保っている。



はじめて立てる功績は大きく、インパクトのあるものがいい……
クリスに言われたあの時の言葉は、もはやオレの中でのルールになっていた。
なんとしても、最初に立てる功績は偉大なものでありたいと。
そう願い続けて、ここまでやってきた。







「お願いします!冒険者の方!どうか大河の魔物を倒してください!!」


だから、こんなセリフが飛び込んできたとき、オレの胸は弾まずにはいられなかった。




オレがやってきたのは、北の大地にある小さな村。
大都市が近くにある農村で、土地は申し分が無い、良い村だった。
本来であればこの条件で、この村が栄えないはずはないのだが、
大都市とこの村の間に流れている一本の河に問題があった。


「強大な魔物がその河に住み着いていて、治水も出来なければ、
橋をかけることすらもままならないのですぞ…」

「なるほどな…逆に言えば、その魔物さえ居なくなれば、
この村は栄える事ができるって訳か。」

「そのとおりですぞ、冒険者の方!
どうか引き受けていただけないでしょうか…!報酬として村の宝を用意いたしますぞ!」


村に立ち寄るなり連れてこられた村長の家で、
オレはかなりの時間、この村の障害であるその魔物の話を聞かされた。
村長の様子は切迫したものだったし、あまり冒険者が立ち寄ることのないこの村では、
それこそ藁にもすがりたい思いだったのだろう。
この依頼をオレが引き受けなければ、村長はそれこそ自殺しそうな勢いだった。


まぁ、それだけスケールの大きな問題とあれば、こちらも望んでいるというものだ。
完遂できれば、充分に最初の功績として残せるであろう。
オレは少し悩む振りをしてみせたのち、ニヤリとしてこう言った。


「その依頼、こなせればオレは有名になれるかね?」

「…!もちろんですとも!!絶対に有名になりますぞ!!」



記念すべき、最初の功績の標的が定まった。











その日の夜。

オレは冒険者愛用のマントに身を包んで、村の近くの河のほとりに来ていた。
河のほとり……といっても、穏やかな流れの川辺といった場所ではない。
足元の岩はゴツゴツして大きく、河が流れている所は少し陸地より低くなっている。
河自体はそこまで幅の広いものではないので、小さな谷が続いている、といった感じだ。
谷の斜面から生えている木々をつたいながら、オレは河のほとりに降りてきた訳だ。

嵐の季節には猛威を振るうであろうこの河も、今はそこまで激しい流れはない。
澄んだ水を谷の上から月明かりが注いで照らし出している。
河釣りでも洒落込んだら大変面白そうだ…そんなことを考えながら、
オレは目的の対象が現れるのを待っていた。
手には使い慣れたウリエガノフが収まっている。今や、片腕も同然の相棒だ。

村長の話によれば、そいつは一匹。大きなヘビのモンスターだという。
フィールドボスみたいなものを想像していただくと分かりやすいと思う。
そいつが、どこから迷い込んだのかは知らないが、この河を気に入り居ついてしまった。
以来、橋を架ける工事の連中は河に近寄れず、
隣の大都市への移動は、大きな迂回を余儀なくされていたそうだ。



「デカいヘビ、ねぇ…いったいどんなのが出てくるやら……」



つぶやきながら、奇襲に備え、剣を握りなおす。
時々足元の岩を蹴飛ばしたりして、自分の存在をアピールしながら、
オレは目標となる対象を探し回った。

10分ほど歩いただろうか。
前方にその辺のザコモンスターとは明らかに違う気配を纏う存在を察知した。
それは曲がった谷の斜面、大きな岩の影から窺うことが出来る。
ほとんど同時に相手もこちらに気付いたらしい。
騎士の持つ盾ほどの大きさがある頭が此方に向けられ、低いうなり声が聞こえた。

「へっ…いたいた…」

ここからはまだ、岩に隠れた敵の体は見えない。巨大なヘビの頭が見えるだけだ。
あの頭の後ろにながーーい胴体が繋がっているのだろうか。
たしかにあの大きさなら、村の住民が何も対策が取れないのは頷ける。

だが、オレは違う。
まがりなりにもこの数ヶ月、大陸を旅してきたのだ。
大抵の冒険者よりは剣の腕は上であることも解かってきたし、
かなりの種類、数のモンスターとも戦い、勝ち抜いてきた。
あんなヘビになら、負ける要素は、ない。




「功績…頂くぜっ!!」


踏み込むと同時に、まず剣を一振りした。
空気を裂いて飛ぶ斬撃が発生し、大蛇の頭めがけて飛んでいく。

敵はまだ反応できていない。すかさず間合いを詰める。
岩の後ろにある胴体にお別れを言わせてやる。
斬撃がヒット。敵の首が反る。そこにウリエガノフで…斬り込んだ!


「ギャオオオオオオオン!」


「なっ…!?」


敵の首が、真っ二つに……斬れなかった。
ウリエガノフの攻撃は敵のウロコを削り取っただけで、肉まで達していない。
いや、それどころか。
こちらの先制攻撃を受けて後ろへ飛びずさった目標は…ヘビではなかった。


「オイオイオイ……村長のヤツ…嘘つきやがったのかぁ…?」


敵の胴体は、細く長いものであったが、小さい翼のようなヒレが幾重に付いている。
皮膚は強固な鱗で覆われ、小さな手には鋭い爪が月明かりで輝いていた。
身の丈、3~4メートルほど。爬虫類独特の鋭い眼光が此方を見つめている。


標的の大蛇の正体は……水竜(リヴァイアサン)だった。











「…っだぁぁ!!」

振り払われる尾を薙いで、ヒレの一枚を削ぎ落とす。
咆哮が轟き、河の水が爆ぜ、巨体が踊り狂う。
突然、オレの頭上に影が落ち、月明かりが消される。
直ぐに危険を感じてバックステップすると、上から水竜の頭が降ってきた。

「うおおおおお!?」

どでかいハンマーが叩き落されるかのような衝撃。
寸前まで自分のいた所の岩々がえぐられているのを冷や汗を流しながら見やり、
オレは水竜に再度斬撃を浴びせた。
戦い始めてどのくらい経っただろう……決着はつく気がまるでしない。


水竜といえば、樹海奥深くの湖にくらいしか生息しない魔物のはずだ。
悪質な術師がこの河に召喚したのか、本当に何かの気まぐれで来てしまったのか。
とにかく、相当な腕の冒険者でもない限り、会う事すらままならないような怪物だ。

だが今はそんな本で得た知識のウンチクなんぞ問題ではない。
現実に目の前にこの水竜は居るのだ。
ヘタに逃げようとしたら背を向けている間にやられてしまう。
ここで、倒すしかない。


「っこの…ッ!エセヘビィィッ!!」


上段から勢いを乗せて剣を叩き付ける。
水竜の頑丈なウロコもウリエガノフならば壊せなくもない。
が、その胴体を斬るとなると、同じ場所を攻撃し続ける必要がある。
この4メートル近い胴体の中から同じ場所を狙うのは、容易なことではない。
骨が折れそうな戦いの行程を何度も頭の中に描いては消し、
オレはコイツをなんとかする術を模索していた。


頭で考えながら戦うのは重要なことだ。
だが、考える事に没頭してしまった時、それは咄嗟の判断力の喪失に繋がる。


「ギシャアアアッ!!」


「ッく…ぁ!」


水竜の頭からの突進を避けて、攻撃の方法を再度思案しだした一瞬。
胴体から伸びた爪が大きく目の前に迫り、オレのマントと肩の肉を千切っていった。
肩口から赤い線が一寸噴出し、岩場に色を塗りつける。
骨や筋肉まではやられていない。先をちょっと削られただけだ。
しかし、こっちがいくら剣で斬ってもヤツの皮膚は断てないのに、
ヤツの爪がかすっただけでこっちは防具ごと身体が無くなる。
攻撃力・防御力の圧倒的な差にめまいがした。


「やわらかい部分…やわらかい部分…!」


だが、考えなければ。
今、考えなければ、負ける。

このまま消耗戦を続けたら勝ち目が無いことを、オレは悟っていた。
事実、最初はかわせていた敵の攻撃が少しずつ被弾してきてしまっている。
眼前に見えつつある敗北…つまり、「死」の文字に、オレは必死で抗っていた。




「…やわらかい部分ッ!!」


斬撃を敵の眼球に向けて放つ。
水竜が身体をひねるだけで、そのウロコに衝撃は逸らされた。
あんな小さな目標、直接剣を突き立てでもしなければ狙えそうにはない。
そしてあの大きな口のある頭に直接接近するのは至難の業だ。


「あぁっくそっ!」


思いつく手段もまるで通じない状況に悪態をつきながら、
水竜の突撃を横に飛んで避ける。
河の水を散らしながら、荒れ狂う魔物は攻撃を止めはしない。
まったくなんでこんなとこに居ついたんだ…イラつきは思考を分断させる。
もう狙う先は決まっているんだ、集中しないと。

「ギシャアアアア!!」

水竜も苛立っているようだ。攻撃にも荒さが目立ってきた。
さっきから頭からの突撃が多い。
たしかにアレに当たればひとたまりもないのだが……




頭からの、突撃?





待て、落ち着け。これはかや明の罠…って、かや明って誰だ。
まぁともかく、ともかくだ。
これはもしかしたら、今浮かんだ案は、いけるかもしれない。
どの道、そろそろ決着をつけないとヤバいのは此方なのだ。
試してみなければ、結果は変えられない。
だとすれば、距離を多少とって…


「……ッ、やい!ヘビッ!!」


オレは剣を構え直し、左手をそっとマントのホックに添えた。
オレの声に反応し一瞬動きを止めた水竜は、此方を睨みつけると、
案の定、頭から大きく口を広げ真っ直ぐに突撃してきた!




オレは、自分のマントを外すと、敵の顔めがけて投げつける。
マントは大きく広がり、敵の顔全体を覆い尽くした。
ナイスオレ!!これでアイツの視界は奪われて、隙が出来る!
これで、目を狙って攻撃する事ができ



で き な い !



マントを被った水竜の頭の、目の位置なんか正確に狙えるか!
アイツの目は小さいんだよ!アホかオレは!?
しかも、敵の突撃は止まらない!
大きな口をあけたまま、マントを被った顔が、目前に迫る…!
口が、そう、目前に…!!






口の、中。






口の中も、柔らかい…当然だ。






ダメだ、突撃を喰らう…






いや。






避けるな。







避けるな!






口の中だ、踏み込め、オレ!!!







「っうおぉぉおおおおらあああ!!!」




「ギャアエエエ…ェェン!!!」





水竜の口のド真ん中めがけて振り抜いた一閃が、マントに風穴を開けた。
同時に、上下に大きく広がっていた敵の頭が、左右に裂けた。
全力で縦方向に振り上げられた斬撃は、水竜のノドを一瞬で破壊し、
そのまま頭そのものを両断したのだった。
敵は、その瞬間に絶命した。

が、突撃の勢いは止まらなかった。
左右に避けた頭はオレの両肩スレスレを通過し、後ろの岩にぶつかった。
当然、一閃で両断し切れなかった残りの胴体がある。
その胴体が迫ってくる光景というのは、なんかこう、食べられているみたいで嫌だ。

「ぐあッ…!!」

そのまま胴体にすっぽり包まれる感じで、オレは水竜の体当たりを受け、
後ろの岩に背を激しく打ちつけた。

オレは、岩と水竜の体に完全に挟まれる形になる。
水竜の血が切断面からあふれ出し、オレの防具や髪、身体を染めていく。
生暖かい感触に不快感を覚えながらも、
先頭が終了した事の脱力感から、また背中から伝わる激しい痛みから、
オレはしばらくその状況から抜け出す事ができなかった。


水竜は、息絶えた。

オレは、勝利したのだ。














翌朝、オレは水竜の頭の半分を持って村へ戻った。
村長はその荷物を見るなり歓喜し、オレを迎え入れてくれた。
ヘビの魔物だとか言いやがったことに関しては…ツッコむ気力がなかった。
休みたくてしょうがない…それを伝えると、すぐに村長は部屋を用意してくれた。

オレは、来賓用のベッドに血のシミをべったり作って、夕方まで泥のように眠った。
目を覚まして、シャワーを借り、村長の下へ再び向かうと、
彼はものすごいハイテンションでオレのことを迎えてくれた。

「本当に有難うございます!この村もこれで発展いたしますぞ!」

「いいってこと…こっちも水竜を倒したとあれば、いいハクがついたさ。」

「貴方のことは、後世に語り継ぎますぞ!
この村の救世主として、望みどおり有名になることでしょう!!」

「お、オーバーだな…」


何度も頭を下げられ、握手をされ、祝福を受けた。
悪いものではなかったが、どうにもリアクションが過剰な気がした。

「そういえば、村の宝というのは…?」

「おお、そうでした!忘れておりましたぞ!」



そう言って、村長は光り輝く農具を持ってきた。



「かの高名なヨシ・イクゾー氏が愛用した伝説の鍬です、お納めくださ」

「いらねェ。」



東京には行かねぇし、牛も飼う予定はない。
オレは華麗に断った。









こうして、オレはこの村を後にした。
最初の功績は、報酬こそ何もなかったが、いいものが打ち立てられた。と思う。
水竜を倒したというのはやや突飛な話だったので、
場合によっては口にしただけでは信じてもらえなかったが……
そういう時には水竜のウロコとキバを見せることで、大抵は信用を得られた。








そんな調子で、冒険にも慣れ様々な地方を回り、一年ほど経過したある日。









「おおお!ファクト様ではございませぬか!久しぶりですぞ!!」


一年ぶりに立ち寄った村は…すっかり大きな街に発展していた。
街の通りには石畳が敷かれ、建物も新しいものが多い。
村長が嬉しそうに駆け寄ってくる。アクセサリの類をジャラジャラ鳴らしながら。
お…お前…成金趣味になりはてたのか……
そんなことを思いながら久しぶりの挨拶をすると、彼は


「見てくだされ!ファクト様のおかげですぞ!
貴方の英雄譚と完成した橋のおかげで、この街は立派になったんですぞ!」


そう、嬉しそうに語った。アクセサリの類をジャラジャラ鳴らしながら。

「昔の話だろ、相変らず大げさな…でも、よかったな。」

オレが苦笑しながらも正直に告げると、

「昔の話ではありませんぞ!」

と、胸を張って言った。
怪訝な顔をするオレの前で、村長はすごいことを次々と言い出した。

「貴方のことは後世に語り継ぐ…そう約束しました我々は、
ファクト様のおかげで建設する事が出来た都市との間の橋に、
『ファクト・ブリッジ』という名前をつけましたぞ!
また、橋のふもとにはファクト様の武勇伝を刻んだ石碑を建て、
同じ文章を刻んだファクト様の彫像を街の広場にシンボルとしてつくり、
さらに土産品には『ファクトせんべい』や『大蛇まんじゅう』を開発、
大蛇とファクト様の戦いを描いたペナントも数種類ご用意いたしましたぞ!」

「え、ちょ、おま、ちょ」

「当然ながら、『大蛇まんじゅう』は、ながーいのですぞ。」

「超どうでもいい!www」




そんなことを話している間にも、街中の人々が噂話をしながら、
だんだんと町長とオレのまわりに集まってきている。
「アレが英雄のファクト様だって?」とか、
「彫像の姿とずいぶん違うな…」とか、
「ありがたや…まさか生きているうちにこの目で見ることができるとは…」とか、
勝手なことを口々に言いながら取りまきの人々は増えていった。
村長は、饒舌に続ける。


「石碑にはこう記しました!
――その昔、この地に、身の丈は山が七つ分をゆうに越え、
その咆哮は大地を震わせ、河を氾濫させる恐ろしい大蛇がおりました。
旅の勇者ファクトはかの大蛇を倒すためにこの地を訪れ、
海をも砕くその剛剣によって大蛇を真っ二つに斬り伏せました。
それ以来、この地は平和となり、ここに彼の武勇伝を記し、記念碑とする――」

「……(捏造過ぎて何も言えない…というかツッコみきれない…!!)」



「さぁ!皆!この街の英雄ファクト様が一年ぶりにこの地に来てくださった!
今日は祝宴を開きますぞ!!」


手を大きく広げた村長の号令で、確信を得た周囲の人々がドッと沸いた。
オレは…考えるのをやめた。














この一件から、オレはこの大陸に名を馳せる英雄ということになってしまう。
そして、オレの名前が大陸に轟いたことで、ある出会いが生まれることになる。

次回で、オレの昔話は終わり。
一生ものの運命が動く瞬間を、最後に皆に話そうと思う。
では、また、次回。

あえて一言ぼけさせてください

どこの「ナルト大橋」ですかw

ファクトせんべい、たべたいですよ?!!!

あ、ふたつぼけてしまいましたw

2008.04.28 21:11 URL | リズリット #CofySn7Q [ 編集 ]

ナルト大橋です、サーセンwwww

ファクトせんべいは割とどこにでもある味らしいですよ。
ながーい大蛇まんじゅうは、オススメ。
ながーいので。

コメントつかないから誰も見てくれてないのかな…
なんて不安な日々もありました!
ありがとーーーっ!!

2008.04.29 04:56 URL | ライ #n6l4gng2 [ 編集 ]

>ラジオの件
ミ・ツ・ケ・タ・ゾ!!(ボンッ)←何故爆発する
昨日もフリージアからこんばんはでした
再びのカオスな時間をありがとう&おつかれさまでした!

すでに橋への突っ込みはされているのでここは別の切り口から

若い頃のお父さんの絵を見て思ったんですが、
ライさんって若い頃のお父さんにそっくりですね☆
(すごく爽やかに)

それでは!!

2008.04.30 09:28 URL | 佑 #- [ 編集 ]

第二の爆弾ッ!シアー・ハート・アタック!
毎回来てくださり感謝のキワミ…!
あれですね、正直キャラの予想はついて(略

最近武器の趣味まで似てきました…
ライ君、苦悩の日々です。

またラジオやりますよ!
お時間の都合が合えばよろしくです!

2008.05.23 08:42 URL | ライ #8XM063Sk [ 編集 ]













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